京都森林・木材塾のお知らせ
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京都の名建築「聴竹居、杉本家」現地見学会
1 日時
平成29年11月16日(木)午後1時~4時
2 見学場所
- 聴竹居 (乙訓郡大山崎町大山崎谷田)
建築家の藤井厚二(京都帝国大学教授)が、環境工学の理論を生かして昭和3年に建てた実験住宅(重要文化財)。平成25年天皇皇后両陛下が視察され、今や全国から注目を浴びています。 - 杉本家 (下京区綾野小路通新町西入る)
杉本家は大火の後、明治3年に上棟された住宅で、技術性・意匠性に優れ、京都を代表する京町家。住宅は重要文化財、庭園は国指定名勝に指定されており、一度は行ってみたい京町家です。
3 参加者
文化庁・京都府・京都市・大山崎町の関係職員及び建築家など 18名
聴竹居
綠に覆われた「聴竹居」―全景
居室での説明
居室と緩やかに分節されたー食堂
和と洋のデザインが見事に調和したー居室
冬暖かく夏涼しいサンルームー縁側
聴竹居 平面図(本屋/閑室)
杉本家
杉本家住宅
木漏れ日が映り込む部屋
十畳敷きの座敷
桂離宮の意匠を取り入れた座敷庭
城山理事によるお礼の挨拶
参加者の感想
①「聴竹居」「杉本家」は、“木材のもつ温かさ、優しさ”を最大限生かした木造建築物で、歴史・文化都市京都の誇りとして、行政として保存に努力したい。
②「聴竹居」は自然環境を最大限考慮した住宅としてすばらしい。「杉本家」は昔の木造住宅の特長をそのまま保存してある。これからの建築設計に取り入れたい。
③「聴竹居」「杉本家」とも、様々な工夫がこらしてあり心が豊かになった。幸せな1日を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
- 聴竹居
- 「聴竹居」作成のパンフレットの写真、平面図を使用しています
- 杉本家
- 「杉本家保存会」作成のパンフレットの写真を使用しています