京都森林・木材塾のお知らせ
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「京都府庁2号館屋上緑化」と「国の名勝・無鄰菴」見学会
1 日時
平成30年11月15日(木)午後1時30分~4時
2 見学場所
京都府庁旧本館、2号館屋上緑化 (京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町)
- 明治37年に竣工した旧本館(国の重要文化財)は、現役の官公庁建物としては日本最古。旧知事室、正庁、旧議場を見学しました。
- 地球温暖化対策の先導的モデルとして、府庁2号館屋上を緑化。北山の景観を生かした「芝生と植栽のエリア」、「源氏の庭」など潤いある空間を楽しみました。
国の名勝・無鄰菴 (京都市左京区南禅寺草川町)
- 偉大な政治家・山縣有朋の別邸で、明治29年に完成。庭園は七代目小川治兵衛の作庭で、東山を借景とした明治の代表的な庭園。
- 昭和16年に山縣家から京都市に移譲され、昭和26年国の名勝に指定。コンシュルジュガイドの分かりやすい説明により京都庭園の魅力を堪能しました。
3 参加者
27名<取材:日刊木材新聞大阪支社、東洋木材新聞>
京都府庁(旧本館)
旧本館(国の重要文化財):正面2階が正庁
林理事長のあいさつ
旧知事室:執務机からは比叡山が一望できる
正庁:公式行事や式典など行う部屋
旧議場
府庁2号館屋上緑化(屋上緑化、太陽光発電)
府職員による屋上緑化の説明
源氏の庭:源氏物語に登場する草花を植栽
太陽光発電システム
記念写真
“まゆまろ”と記念写真(旧本館玄関前)
国の名勝・無鄰菴
無鄰菴入口玄関
母屋と庭園:紅葉が色づき始めている
石の配置、せせらぎ、紅葉が心を和ませる
琵琶湖疎水をとり入れた三段の滝
閉会あいさつする玉井顧問
参加者の感想
① 京都府庁旧本館は、明治の建築物がそのまま現存しておりすばらしい。特に旧知事室は、大理石の暖炉や格天井など身近に見ることができ感銘した。
② 京都府庁に屋上緑化や太陽光発電があることは、知らなかった。地球温暖化が進む中、屋上緑化が普及するようもっと広報誌等利用してPRしてほしい。
③ 東山を背景に“三段の滝”や“瀬落ち”など、様々な工夫をこらした無鄰菴の庭園に心が洗われた。楽しい時間を過ごすことができ、感謝している。
④ 長い間、京都市に住んでいながら、旧知事室や無鄰菴にくるのは初めてである。主催した京都森林・木材塾にお礼申し上げたい。