京都森林・木材塾のお知らせ
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「京都を代表する木造施設」見学会
1 日時
令和元年11月12日(火)13:00~17:50
2 見学場所
- 京都大学生存圏研究所木質科学研究施設(宇治市五ヶ庄)
木質科学研究所と宙空電波科学センターを前身として2004年設立、次の施設を見学。- 木質ホール…大断面集成材を構造材とする三階建ての大型木造建築物
- 材鑑調査室<木の図書館>…木材や樹木の標本収集と鑑定、組織構造の研究を実施
- シロアリ実験棟…シロアリや木材腐朽菌など木材・木質材料に関する劣化生物実験棟
- 京都府茶業研究所(宇治市白川中ノ菌)
昨年1月本館・製茶研究棟を京都府内産木材で新設。木造建築物、研究施設を見学。 - 木造建築物…本館(木造平屋951m2)、製茶研究棟(木造平屋624m2)
- 茶研究施設…本館(オープンラボ、機能性評価室)、製茶研究棟(てん茶・もみ茶ライン)
3 参加者
25名(京都府議会議員、京都府・京都市職員、建築設計士、木材業者、府民)
4 主催者
特定非営利活動法人 京都森林・木材塾
5 協力
京都府森林組合連合会、(一社)京都府木材組合連合会
見学
京都大学生存圏研究所木質科学研究施設
木質ホール(大断面集成材による木造建築物)
川井特任教授による研究所概要説明
木材の実験・試験装置
材鑑調査室の見学(木材や樹木の標本展示、組織構造の研究)
シロアリ実験棟における見学
京都府茶業研究所
本館全景(CLTを使用)
神田茶業研究所長のあいさつ
本館オープンラボ
製茶研究棟の設備
林理事長が説明職員へお礼あいさつ
閉会あいさつする玉井顧問
参加者の感想
- 京都大学研究所は、木材をふんだんに使用したすばらしい研究施設である。特に材鑑調査室やシロアリ実験棟は、初めて見るものばかりで、よい経験ができた。
- 茶業研究所は、高級茶・宇治茶の生産振興を図る研究施設であり、すばらしかった。今まで来たことがなく、一度は見学したいと思っていた。
- 参加者は府議会議員、京都府・京都市の職員、建築設計士、木材業者など、様々な職業の人が参加しており、お互い知り合うことができてよかった。
- 今回の見学先は大学研究所、府研究所で、普段見学できない施設ばかりで本当によかった。主催した京都森林・木材塾にお礼申し上げたい。