京都森林・木材塾のお知らせ

「北桑木材センター、京丹波町木造新庁舎」見学会実施(3月5日)

<コロナ対策を徹底し、規模を縮小し実施>

1 日時 令和4年3月5日(土)13:00〜18:00
2 見学場所
  • (株)北桑木材センター(京都市右京区京北下弓削町)
  • 京丹波町木造新庁舎(船井郡京丹波町蒲生)
3 参加者 府民など12名(取材: 東洋木材新聞)
4 主催 特定非営利活動法人 京都森林・木材塾
5 協力 京都府森林組合連合会、(一社)京都府木材組合連合会

(株)北桑木材センター(説明者:田渕代表取締役)



首里城再建に適している100年ヒノキ




明後日の木材市に向けて木材の搬入




ウッドショックにより木材単価が2〜2.5倍となった




木材会館:木材市場の会議室だけあって素晴らしい


京丹波町木造新庁舎(説明者:京丹波町担当職員)



スライドによる分かりやすい説明




交流ラウンジ:ゆったりくつろぐ町民




議場:素晴らしい議場は京丹波町の誇りである




最大限自然光を取り入れる窓枠


見学会の概要、感想・意見など

  1. 昨年度は新型コロナの関係で、講演会、現地見学会を中止。地球温暖化対策も一刻の猶予も許されない状況にあり、規模を縮小してでも実施でき本当によかった。
  2. 北桑木材センター:昭和45年設立し、木材市は毎月6日、16日、26日。「ウッドショックにより木材価格が高騰している。また、ウクライナ問題が発生し、この流れは続くのでは…」との説明。木材市場には良いが、建築業者にとっては厳しいものとなる。
  3. 京丹波町新庁舎:豊富な森林資源を活用した新庁舎で、使用木材1000m3の96%町産原木を使用し、伐採・製材・加工まで地元業者により施工。設計に当たり町民の意見を6回聞く。庁内はスギ・ヒノキがふんだんに使われ、嬉しい気持ちになった。
  4. 木材センターでは、原木の種類や用途など非常に興味ある説明のあと、ウッドショックによる価格の変動について紹介あり。京丹波町では、何時でも誰でも、役場を訪れ、集い、楽しむ施設として随所に工夫されており、素晴らしい見学会となった。
  5. 地球温暖化に加え、新型コロナ、ウクライナ問題と大転換期にある中、木材市場・新庁舎見学会を実施していただき、非常に勉強になった。主催者にお礼申し上げたい。

2022年4月5日の東洋木材新聞の切り抜き。「北桑木材センター、京丹波町木造新庁舎」の見学会についての記事

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