京都森林・木材塾のお知らせ
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「京都府立植物園」見学・学習会実施
1 日時 | 令和5年11月24日(金)午後1時~2時50分 |
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2 場所 | 京都府立植物園(京都市左京区) |
3 ガイド(講師) | 松谷 茂氏(府立植物園名誉園長、京都府立大学客員教授) |
4 参加者 | 府民など18名 <取材:日本経済新聞社> |
5 主催 | 特定非営利活動法人 京都森林・木材塾 |
6 協力 | 京都府森林組合連合会、(一社)京都府木材組合連合会 |
7 見学・学習会の様子
「植物園」見学・学習会
松谷名誉園長から見学ポイントの説明
シンボルのヒマラヤスギ、葉の特徴について解説
沈床花壇:中央に噴水、周囲に四季の花
要所要所に分かりやすい掲示板あり
比叡山ビューポイントNO.1の場所
「観覧温室」見学・学習会
サボテン(きんしゃちなど)がいっぱい
温室にはこんなかわいい花がある
寿命1000年以上の砂漠植物キソウテンガイ
天皇・皇后両陛下行幸啓(平成21年)の写真
最後まで楽しく見学・学習
8 見学・学習会の概要、意見・感想
- 府立植物園は公立の総合植物園として、わが国で最も古い歴史をもち、24haの敷地に1万2千種類もの植物が植えられている。来年1月開園100周年を迎えることから、松谷名誉園長にガイドをお願いし、「生きた植物の博物館」を見学・学習した。
- 松谷氏が園長(2006年~2010年)在職時、「生きた植物を生かしたまま後世に伝え残し続ける」との考えのもと、4年連続で入園者数日本一を達成した。この植物園で、今まで何気なく見ていた植物が、名誉園長の説明により、それぞれ固有の物語があることを初めて知り感動した。
- 今回の参加者、既に何回か植物園に来たことのある人ばかりであったが、参加者は「楽しく非常に勉強になった」旨の感想。本塾として、毎年京都を代表する建築や施設を見学しているが、こんなに喜んでくれたのは初めてであり、主催者として非常に光栄なことと思っている。
- ただ、今回は植物園の一部しか見学できなかったため、もう一度見学したい旨の意見が多くあり、できるだけ早い時期に見学・学習会を計画したい。この素晴らしい植物園を100年後にも残していくため、本塾として微力ながら協力していきたいと思っている。
- 今回、大変お忙しいところ無理を言って、ガイド(講師)を受けていただき本当にありがとうございました。また、ご協力いただいた京都府立大学、府立植物園に対しても感謝申し上げます。子供たちのためにも「生きた植物の博物館」を守り育てていきましょう。