京都森林・木材塾のお知らせ
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「森林の魅力を体感」イベント参加(京都府立植物園)
令和6年3月2日・3日の2日間、京都府立植物園で「森林の魅力を体感」イベントが開催され、本塾からも参加しましたので概要を報告します。(文責:京都森林・木材塾 林昌也)
1 参加日時 | 令和6年3月3日(日) 午前9時20 分〜11時 <イベントは10時から> |
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2 場所 | 京都府立植物園(京都市左京区) |
3 主催 | 京都森林経営管理サポートセンター(共催:京都府、(一社)森の京都DⅯO、未来につなぐ京の木府民会議) |
4 イベントの目的 |
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5 イベント参加(時間が早かったため、人はまばら)
○植物園会館コーナー
○木材利用コーナー(くすの木並木)
○ミニいすづくりなど(広大な大芝生地)
6 植物園散策(全ての樹木に樹名板)
8 概要、意見・感想
イベント
- 日本を代表する府立植物園(開園100周年)で、森林経営管理サポートセンター主催の「森林の魅力を体感」イベントが開催されるということで、大いに期待して参加した。
- 「豊かな森を育てる府民税」(2016年度〜)、国の森林環境税(2024年度〜)が課税される中でのイベント。近年このようなイベントは開催されておらず、準備が大変であったと思われる。
- 時間が早かったため準備中のところもあったが、植物園会館では名誉園長ガイドツアー、京都森林講座、木製がん具コーナーなどがあり、くすのき並木の木材利用コーナーでは14店舗出店していた。
- 広々とした大芝生地ではミニ椅子づくり、丸太切り大会、丸太平均台、木-リングなどが行われており、子供たちがのびのびと楽しんでいる様子が伺えた。
- 「森林の魅力を体感」イベントは今回が初めてで、京都府や団体などの協力により目的を達成することができたとのこと。これからも継続して植物園でイベントを開催し、京都を代表する行事になるよう期待している。微力であるが本塾も協力していきたい。
植物園散策
- 折角、植物園に来たので新しい発見を求めて園内を散策。植物園であるので多くの樹木があるのは当然であるが、全ての樹木に樹名板がついており、展示版での説明は全て4か国語であった。
- 樹木の手入れは勿論、植物園内はどこもきれいに管理されており感心した。また、なからぎの森には水車や神社があり、日本庭園には水琴窟。失いかけている日本の良さを実感した。
- 「生きた植物の博物館」として、樹齢100年の歴史遺産樹木が園内に多くあり、世界の生物多様性の保全にも貢献。次の100年の第一歩として「子供はぐくみゾーン」整備を進めているとのこと。この京都の宝が更に充実したものになるよう願っています。
来年は時間的余裕をもってイベントに参加し、植物園を散策したい。楽しみにしています。よろしくお願いします。