京都森林・木材塾のお知らせ
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京丹波町役場新庁舎完成見学会に参加 ~機会あれば見学を!~
10月24日~26日の3日間、新庁舎見学会が開催され、本塾からも参加いたしましたので概要を報告します。(文責 林昌也)
1 日時
令和3年10月25日(月)10:30~12:00
2 場所
京丹波町新庁舎(京都府船井郡京丹波町蒲生八ツ谷)
3 説明者
香山建築研究所
4 主催
京丹波町
5 新庁舎の特徴
町面積の83%を占める森林資源を活用した木造2階建ての新庁舎で、使用木材約1000m3の96%を京丹波町産の原木を使用し、伐採・製材加工まで地元業者により施工。新庁舎に入った途端、木材特有の「やさしさ あたたかさ」が感じられ、町民の共有財産として継承されることとなる。
6 新庁舎見学会
7 新庁舎位置図
8 参加しての感想・意見
- 町産の原木を使い、伐採・製材加工まで地元業者で施工した新庁舎ということとで、胸を膨らませて現地へ。木造の新庁舎を見た途端、その素晴らしさに感銘を受けた。しかも、設計段階で6回のワークショップで、町民の要望や疑問点を聞き、設計に反映したとのこと。立派としか言いようがない。
- 駐車場が非常に広く、防災広場や交流広場がある上、府立丹波自然運動公園と隣接し、季節により表情を変えるウォーキングコースがあり、家族で一日楽しめる素晴らしいところである。
- 庁舎の中に入ると、ふんだんに木材が使われスギやヒノキの優しい香りに満ちていた。地元業者でも施工できるよう新たに開発された組立柱*が採用され、なんとなくうれしい気がしてきた。町民の共有財産であり、機会があれば是非見学してほしい建築物です。
*組立柱は地元業者でも施工できるよう、大学・専門家等チームを組んで開発 - 本塾は、環境や健康によい木材を可能な限り使用するよう活動している。新庁舎は京丹波町民の誇りであることは勿論、京都を代表する建築物でもある。広く府民に知ってもらえるよう本塾としてPRしていきたい。 ありがとうございました。